ギャラリー薔薇と菫

薔薇の花の香り、色、形。
その美しさを少しでも紙の上に留めておけたら・・・
水彩絵の具をベースに、箔や和紙を用いて、ひと筆ひと筆心を込めて描いています。
ご覧頂けたら、うれしく存じます。


※当サイトの画像・文章等の無断転載、使用、加工を一切禁じます。

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個展のご案内 「薔薇語りⅨ」

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 Cafe Rosa 薔薇館様にて
「薔薇語り Ⅸ」を開催させて頂く
運びとなりました。

 昨年、バラの専門誌「New Roses 20号」に
掲載させて頂いた作品
「クリスティアーナ」と「サフィレット」も
展示いたします。

 黄モッコウバラからはじまる
Rosaさんのガーデンのバラ達とともに
お楽しみ頂ければ幸いでございます。

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◇ 個展開催中のイベントのお知らせ
   ローズスタイリスト 大野耕生先生による
  「第7回 薔薇のある暮らし」
   日時 : 2017年4月29日(土) 14:00~16:30
   金額 : お一人様 前売 3,600円 当日 3,800円
   お問合せ
        Cafe Rosa 薔薇館
         ℡:052-801-5937


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新しき年を迎えて 2017

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めじろ、せきれい、えなが、しじゅうから、こげら・・・
酉年の2017年の幕開けにふさわしく、
沢山の小鳥たちが庭に集っています。

じょうびたきは、薔薇の植え替えをしていると
人懐っこく寄ってきて
「いつものある?」
と、薔薇の根からころがり出たコガネムシの幼虫をねだります。

シュートや根の具合に一喜一憂しながらの植え替えや剪定は、
時間さえあれば(笑)、とても楽しい作業です。

「今年も咲いてね。」

薔薇に話しかけながら、
これから描く作品の構図を考えます。

皆さまに喜んで頂けるよう、
今年も心を込めて描きたいと思います。
どうぞ宜しくお願い致します。

本年が皆様に取りまして、

素敵なことが「めじろ押し」

の歳でありますように。


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「New Roses」20号 クリスティアーナとサフィレット

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10月21日に発売されました、薔薇の専門誌「New Roses」20号に
私の作品をご掲載頂きました。

オデュッセイアの美しい表紙。
それだけでもう、わくわくしてしまいます。

特集「育種のものがたり」の中で、
第一線で活躍されているボタニカルアーティストのお二人と共に
薔薇を二種類づつ描かせて頂きました。

私の担当は、コルデス社のクリスティアーナと河本純子さん作出のサフィレットです。

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私の作品は、ボタニカルアートとは異なった描き方をしています。
ボタニカルアートには、
「植物そのものを見たままに精密に描く」、「背景を描かない」などの約束事があり、
とても奥深いものです。
お二人の本格的なボタニカルアートとの違いを探して楽しんで頂ければと思います。  

       *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *

<クリスティアーナ> コルデス作出
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ドイツ名は「ヘルツォーキン・クリスティアーナ」
デンマーク王のひ孫の侯爵夫人に捧げられた薔薇です。

和紙裏には、金箔と銀箔を重ね、ごく軽い揉箔で下地を作りました。
金箔と銀箔をともに使うことで、この花の上品さが引き立つよう、
思いを込めて描きました。

「クリスティアーナ」は、2013年に発表され、人気を集めている品種です。

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花はディープカップ咲きから、カップ&ソーサーに。
透明感のある白い花の中心は、ライラックピンクを帯び、青みがかった濃い緑の葉が、
その上品さを際立たせています。
そして、何といってもその香りは素晴らしく、
満開の花からは降り注ぐように甘く爽やかな香りがたつと聞きました。

夢のようなその姿は、5月~6月に千葉の京成バラ園さんで見ることが出来ます。
こぼれるようにこの薔薇が咲く様子は圧巻とのこと。
満開の写真を京成バラ園さんからご提供いただきました。

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私が伺った10月末は、クリスティアーナの盛りは過ぎていましたが、 
園内は溢れるように咲く薔薇で埋め尽くされたよう。
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まさに「薔薇の森」の風情でした。
私の背をゆうに超す見事な薔薇たちを仰ぎ見ながら
逍遙する楽しさ。
薔薇は木なのだと改めて思いました。

クリスティアーナ満開の五月に
この「薔薇の森」に伺うのを楽しみにしています。


      *   *   *   *   *   *   *   *   *   *   *   *

「サフィレット」 河本純子氏作出
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サフィレットとは1860年~1930年頃に作られていたチェコのアンティークガラスのこと。

この薔薇は、ミルクを溶かしたような白い花びらの中心が、
ラベンダー、パープル、ときに茶色をにじませる神秘的な花。
まさにアンティークガラスのサフィレットを彷彿とさせます。

カットされたサフィレットのガラス面が、複雑に色を変えて輝く様子から、
裏金箔を施した和紙は、カットガラスをイメージしてこまかく揉み、
重みのある深い緑の下地に貼りこみ描きました。

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グリーンを帯びた細長い蕾がほどけるように開くと、
その花びらは優雅に波打ち、優しい香りを放ちます。
しなやかな花首、小さめの明るい緑の葉。
シックな佇まいから、格調の高さを感じる美しい薔薇です。

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アンティークガラスのサフィレットは、原料に砒素や金が使われており、
工房によって作り方は門外不出とされ、
150年たった現在では生産不可能とされる、大変貴重な変色ガラスです。
見る角度によって、その色彩はピンクからラベンダー、茶色へと個々に変化する様子は
まさにこの薔薇、「サフィレット」そのもの。

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春だけでなく、夏も秋も良く返り咲くサフィレット。
嬉しいことに花持ちも良く、長くその優美な姿を楽しむことが出来ます。

咲き乱れたこの花の中に、一瞬、
優雅なドレスを身にまとった古の貴婦人たちの姿が見えたような気が致しました。

アンティークガラスの輝きを帯び、サフィレットはこれからも静かに咲き続けることでしよう。



「クリスティアーナ」と「サフィレット」
この二つの薔薇は、私にとって忘れられない薔薇になりました。

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「ー平和の祈りを込めてー薔薇の水彩画展」ご高覧ありがとうございました

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とりどりの紅葉の中、秋薔薇が咲いています。

四月から九月にかけてのCafeチェンバロさまでの作品展を、
沢山の方にご高覧頂きましたこと、心よりお礼を申し上げます。
  
はじめての戸隠での作品展。
新しい出会い。

遠くからいらしてくださったお友達。

そして、初めて出会うお客様との不思議な繋がりも・・・

大好きなCafeチェンバロさまで
薔薇を通じて、また素敵な出会いがありました。

静謐な戸隠の空気を纏った作品たちを、ひとつづつ箱にしまいながら、
感謝の気持ちで一杯になりました。  

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搬出を終えて、ほっと一息。
オーナー手作りのケーキと珈琲は、いつもとても美味しくて・・・
この日は、はじめて頂く青リンゴのタルト。

「またいつか」
のお約束をして帰路につきました。

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